「自分でできる!廃車手続きの流れと必要書類まとめ」
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- 2024年10月31日
- 読了時間: 4分
車を廃車にするには、手続きといくつかの書類が必要です。自分で廃車手続きをすることで費用を抑えられるメリットもありますが、事前に流れや必要な書類を理解しておくことが大切です。ここでは、廃車手続きの手順と必要書類についてわかりやすく解説します。

1. 廃車の種類を確認する
廃車手続きには大きく分けて、「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の2種類があります。
一時抹消登録 一時的に使用を停止し、車を保管しておく場合の手続きです。将来的に車を再登録し、再び使用できる状態に戻せるため、手続きを後回しにしたい場合や使用を一時停止したい場合に向いています。
永久抹消登録 車を解体して廃車とする場合の手続きです。解体してしまうため、再度使用することはできなくなります。事故や車検切れなどで車をもう使わないと決めた場合はこちらの手続きを行います。
2. 廃車手続きに必要な書類
廃車手続きには以下の書類が必要です。ケースによって異なる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
一時抹消登録に必要な書類
車検証車検証は、車が登録されている証明書です。廃車手続きには必ず必要です。
印鑑登録証明書車の所有者本人であることを証明するために、印鑑登録証明書が必要です(3ヶ月以内に発行されたもの)。また、実印も用意しておきましょう。
ナンバープレート車の前後に取り付けられているナンバープレートを返却します。紛失している場合は、警察で紛失届を出して受理番号が必要になります。
申請書(OCRシート)運輸支局で取得できる一時抹消登録の申請書に記入します。
手数料納付書一時抹消登録には手数料がかかりますので、手数料納付書に所定の額を支払い、印紙を貼付します。
永久抹消登録に必要な書類
車検証一時抹消登録と同様、車検証が必要です。
印鑑登録証明書と実印印鑑登録証明書と実印は所有者の本人確認のために必要です(3ヶ月以内に発行されたもの)。
ナンバープレート前後のナンバープレートを取り外し、返却します。
解体報告記録が記載された書類車を解体した業者から発行される解体証明書(リサイクル法に基づく書類)が必要です。リサイクル業者が発行する解体証明書があれば、解体済みであることを証明できます。
申請書(OCRシート)永久抹消登録の申請書を記入し、運輸支局に提出します。
手数料納付書永久抹消登録の手数料納付書に印紙を貼り、運輸支局で手続きを行います。
3. 廃車手続きの流れ
Step 1: 必要書類を準備する
前述の書類を揃え、万全の状態で運輸支局に向かいましょう。不足している書類があると、手続きができない場合があるため、抜け漏れがないように確認してください。
Step 2: ナンバープレートを返却する
運輸支局でナンバープレートを返却します。ナンバープレートがない場合、警察にて紛失届を提出し、受理番号を取得しておきましょう。
Step 3: 申請書を提出する
運輸支局にて、一時抹消登録または永久抹消登録の申請書を提出します。運輸支局の窓口で申請書の記入や書類の確認を受けます。事前に不明な点はスタッフに質問して解消しましょう。
Step 4: 手数料を支払う
手数料納付書に印紙を貼り、運輸支局に支払いを行います。手数料の額は変更されることがあるので、事前に運輸支局のホームページで確認しておくと安心です。
Step 5: 廃車証明書の受け取り
手続き完了後、廃車証明書が発行されます。この証明書は、今後の税金関係の申告などに必要な場合があるため、大切に保管しておきましょう。
4. 廃車後に行うべき手続き
自動車税・重量税の還付申請
廃車手続きを行った場合、残りの自動車税や重量税の一部が還付される可能性があります。申請をすることで、次年度以降の自動車税が発生しないようにすることもできるため、忘れずに申請しましょう。
自賠責保険の解約
廃車後は、自賠責保険の解約手続きも必要です。保険会社に連絡を入れ、廃車証明書などの必要書類を提出することで、保険料の未使用分が返還されます。
まとめ
廃車手続きは一見複雑に見えますが、手順を追って進めることで自分でも行うことが可能です。書類をしっかり揃え、手順を守ることでスムーズに手続きが進みます。また、税金や保険料の還付も受けられるので、経済的な負担を抑えながら手続きを進められます。もし不安な点があれば、専門の業者に依頼するのも一つの方法です。
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関西自動車リサイクルセンター
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